2016/12/03
お口と発音の関係
私たちが毎日使用する口。口は食べる時、話をする時、呼吸をする時に使う大切なものです。その口を動かすときに使うのが口輪筋という筋肉です。筋肉は、加齢とともにだんだん細くなって衰えていく物です。そのため口輪筋が少しずつ衰え、口を閉じていることが出来ない、口先だけでもぐもぐ動かして話をする、口角が垂れ下がるという状態になっていきます。
つまり年を取った人の会話がききづらくなるのは、口輪筋の衰えがあり発音が悪くなるからなんですね。
また口があいていると口の中が乾燥してしまいます。口腔内の乾燥は、虫歯や歯周病、口臭などにも影響し、歯周病が悪化すると歯が抜けたりして、また話をする時の発音にも影響を及ぼしてしまうのです。
ではこれを防ぐ方法はあるのでしょうか。
川崎にある歯医者では口腔筋機能療法というのを行っているところはあります。これは歯の周りの骨と筋肉のバランスを保つために行います。口輪筋の衰えた高齢者にも効果があるのですが、川崎の歯医者では低年齢の子供さんにも対応して行っています。低年齢の子どもに行う目的は、きれいは歯並びを作るために行うのです。
また同じ川崎にある歯医者の中では、この訓練を発音矯正のため、顎関節症の予防のため、また口角をあげるアンチエイジングのためにも利用して、各個人の目的に合わせて指導を行っています。
即効性があるわけではありませんが、継続することにより口輪筋を鍛え、しゃべり方にも表情にも変化が出るようになります。