2016/12/11
メタルボンドとは
川崎市内の歯医者で、保険適用外のセラミックとメタルボンドどちらにしたらよいのか迷っている方に、メタルボンドについてご説明します。
セラミックで歯を作れば、白くて透明感のある歯を作ることが出来ます。しかし、昔のセラミックは割れやすかったので、そのまま口の中に用いることは出来ませんでした。そこで、金属をセラミックに焼き付けることでセラミックの欠点を補うことが出来るメタルボンドという方法が開発され、1980年代には日本でも画期的な前歯としてもてはやされました。
その後、メタルボンドは奥歯にも使用出来るように開発されて、金合金と並び保険外の定番としての地位を確立していきます。1990年代には、セラミックは更に改良され必ずしも金属の助けを必要としなくなりました。メタルボンドは、透明感のない金属の背景にあることから、歯の質感を完全に再現することは出来ません。この点、金属を使用しないオールセラミックスは、メタルボンドとは次元が異なる色と質感を再現することが出来ます。
通常の金属だけの被せ物を使用するよりも、金属アレルギーになる可能性を抑えることが出来ますし、他耐久性があります。また、コーヒーなどのステイン汚れが付着しにくいといったメリットもあります。メタルボンドは、保険適用外となるため、1本5万円~15万円くらいの費用がかかります。
川崎市内の歯医者では、患者の歯の状態に合わせて治療を行う腕の良い歯医者がたくさんあります。川崎にお住まいの方で、金属の被せ物に違和感を感じているという方は、歯医者に相談して治療してもらいましょう。