2016/11/28
抜髄について
虫歯が痛くて痛くてしょうがないという時に、川崎の歯医者では抜髄という治療法が取られます。抜髄は歯の中に通っている、歯髄と呼ばれる歯の神経を抜き取る処置を言い、痛みを訴える神経がなくなれば歯の痛みもなくなります。歯の痛みによって発生する食欲不振や頭痛や腹痛や睡眠障害などの、あらゆる症状は抜髄にて消してしまえます。
しかし抜髄でできることは、痛みを感じさせなくすることだけなので、その後の治療は通常通りに実行しなければなりません。川崎の歯医者でも、抜髄の後までしっかりと治療の予定が組まれます。痛みがなくなったからと言って、自己判断で歯医者への通院をやめてしまうのは、非常に危険な行為となります。
なぜならば抜髄をした歯は、SOSのサインを出すことができない状態にあるからです。虫歯が奥深くに進行して、歯の根の部分にまで被害が進んでいても、神経が通っていなければそのピンチが脳には伝わりません。ある日突然歯がポロリと抜け落ちた、などという衝撃的な体験をしないためには、抜髄した歯は自分でしっかりと状態を管理してあげることが大事です。
川崎の歯科では、抜髄を最終的な手段として、抜髄をしないで済む治療を勧めています。神経をとらなければ痛みに耐えられないレベルになるまで歯の異常を放置せずに、早めに医師の診察を受けてほしいと患者に求めます。
歯の健康を保つべく、異変には敏感になりましょう。赤くなったりしみたり、少しでも普段と違う所があったとき、直ぐに医師に様子を見てもらうことで、最善の手は打てるのです。