2016/12/05
ノンクラスプデンチャーの定義とは
ノンクラスプデンチャーという言葉をはじめて聞いた人も多いかもしれません。ノンはないという意味、そしてクラスプは金属のばねを意味しています。つまり金属のばねのない入れ歯のことなのです。
これまで事故で歯を失った場合や、加齢により歯が抜けてしまった場合、金属のばねの入った入れ歯を使用するのが普通でした。金属のばねが入っていると、強度も高まりますし、長く使用できるからです。そのためもちろん今でも金属のばねの入った入れ歯は使用されています。
しかし歯がなくなっってしまった歯茎は、どんどんやせてくることもあります。歯茎がやせてくると、入れ歯がどんどん合わなくなってしまい、金属が当たって歯茎が傷つくこともあるのです。そのため入れ歯が合わないことで悩む人も少なくありませんでした。
しかしながら、川崎の歯医者ではノンクラスプデンチャーを積極的に導入しているところもあります。特にノンクラスプデンチャーの素材はスーパーポリアミドナイロン樹脂で柔らかく、割れる心配もなく安全に使用できるので、高齢者にはおすすめなのですね。
また入れ歯が合わないと悩んでいる場合にも柔らかいので、フィット感がよく、使い心地が良いというメリットがあるのです。
しかしすべての患者さん適応できるものではありません。川崎の歯医者では、時間をかけて患者さんと話し合い、治療方針を決めています。
またメリットだけではなく、噛む能力は金属製のものに比べて劣る、定期的に作り直す必要があるというデメリットもあるために、川崎の歯医者では患者さんに納得して治療を受けていただくために、メリットもデメリットも説明を十分にしています。