2016/12/05
日本の残存歯の関係
みなさんは自分が80代になったら、いったいどれだけの歯が残っていると思いますか?その答えを統計に求めるなら、日本では80代の残存歯数の平均が約7本となっています。これは世界的に見ると、かなり低い数値です。というのも、同じ80代でもスウェーデンの高齢者は約20本の自然歯を残し、アメリカやオーストラリアでも15本以上の歯が残存しているからです。諸外国と比較すると、日本は高齢者の残存歯が少ない国であることが分かります。
ではいったいどうして残存歯が日本では少なく、スウェーデンでは多いのでしょうか?その理由は予防歯科の普及率にあります。スウェーデンでは約90%の人が予防歯科を行っていますが、日本ではわずか2%しか予防歯科を行っていません。日本の高齢者の残存歯が少ないのは、日本が予防歯科後進国だからなのです。
予防歯科先進国である欧米では、3ヶ月に1回、歯医者さんに通い、歯科衛生士に歯を磨いてもらうことが一般的です。予防歯科とはプロによる除菌なのです。虫歯や歯周病を長期的に予防するためには、こうした定期的なメンテナンスが欠かせません。
予防歯科の重要性は強調してもしすぎることがありません。高齢者になっても自分の歯で食事するためには、若い頃から予防歯科を受けておく必要があります。最近は川崎 歯医者でも予防歯科を推奨する医院が増えてきました。予防歯科を専門とする歯科衛生士が常勤している川崎 歯医者も珍しくありません。予防歯科を受けたい方はぜひとも川崎 歯医者にご相談ください。みなさんがいつまでも健康的な歯を保てるよう、お手伝いさせていただきます。